WordPress初心者必見!記事編集画面 Classic EditorとGutenbergの違いと選び方

裕希ヒロ

こんにちは!裕希ヒロです。このブログでは、システムエンジニア出身の私がWEBマーケティングを学んで『稼ぐ力』を鍛える過程を発信しています。

こんなお悩みありませんか?
  • WordPressを使い始めたけれど、記事編集画面(エディター)の説明が人によって違うので混乱している
  • Classic Editor(クラシックエディター)とGutenberg(グーテンベルク) というエディターの存在は知っているけれど、どのような判断基準で何を使えばよいのか理解できていない
  • 自分が心地よく執筆できるエディターを見つけたい

WordPress初心者に限らず、一定の利用歴があるユーザーにとっても、エディターの選択で悩むことは少なくありません。「誰かに言われるまま利用していて考えたこともなかった」という場合もあるでしょう。

結論、Gutenbergをお勧めします

この記事を読むと、WordPressのClassic EditorとGutenbergの違いを理解でき、自分自信の判断で利用するエディターを選択できるようになります。

WordPressのエディターの歴史

機能面の比較だけでなく、複数のエディターが存在している背景を理解することで、自身の判断軸をより確かなものにできます。簡単にまとめていますので、まずは簡単におさらいをしましょう。

初期のエディター

WordPressは、2003年に最初にリリースされました。当初はシンプルなブログ向けの機能として始まりましたが、年々機能が追加され、現在では多機能なウェブサイト構築ツールとなっています。その中で重要な役割を果たしてきたのが、記事を作成するためのエディターです。

WordPressの初期バージョンでは、基本的なテキストエディターが搭載されていました。

Classic Editorの登場

2005年、WordPress 2.0で登場したのがClassic Editorです。

これにより、ビジュアルエディターとテキストエディターの2つのモードが提供され、ユーザーはHTMLなどのコードを書かずに記事を装飾できるようになりました。このエディターは長い間にわたって標準エディターとして使われ、多くのユーザーにとって馴染み深い存在となりました。

Gutenbergの導入と変革

2018年、WordPress 5.0で大きな変革が起こりました。それが、新しいブロックエディター「Gutenberg」の導入です。

Gutenbergは、コンテンツをブロック単位で作成・編集できる新しいアプローチを提供します。これにより、より柔軟で直感的な編集が可能となり、ウェブサイトのデザインやレイアウトも簡単に変更できるようになりました。

その一方で、あまりの使い勝手の変化により抵抗感を示すユーザーも少なくなく、Gutenbergの登場直後は「Classic Editorに操作感を戻すための話題」も盛り上がっていました。

ここでブロックエディターという新しい言葉が登場しました。本記事ではブロックエディターの説明は目的ではないので詳細は割愛します。

従来のエディターとは異なり、ブロックエディターではテキスト、画像、動画などのコンテンツを「ブロック」として扱います。そして、エディタの1行ごとに「ブロック」としての意味をもたせることになります。昨今人気の Notion もブロックエディタを採用している代表的なツールです。

次のセクションでは、Classic EditorとGutenbergそれぞれの詳細を見ていきましょう。

エディターの特徴比較

Classic Editor (クラシックエディター)とは?

Classic Editorは、WordPressの長い歴史の中で多くのユーザーに愛されてきたエディターです。見た目はシンプルで、Microsoft Wordのようなビジュアルエディターとテキストエディターを切り替えて使用することができます。

メリット

  • 使いやすさ:シンプルなインターフェースで、初心者でも直感的に操作できます。
  • 互換性:多くのプラグインやテーマと高い互換性があります。
  • 安定性:長年使用されているため、安定しており信頼性が高いです。

デメリット

  • 機能の限界:高度なレイアウトやデザインを作成する際には限界があります。
  • 更新の停滞:新しい機能の追加が少なく、今後のサポートが不安定になる可能性があります

Gutenberg(グーテンベルク)とは?

Gutenbergは、WordPressの新しい標準エディターで、ブロックエディターとして知られています。各コンテンツ要素(テキスト、画像、動画など)をブロックとして扱い、直感的に編集できるようになっています。

メリット

  • 柔軟性:ブロック単位でコンテンツを配置できるため、複雑なレイアウトも簡単に作成できます。
  • 拡張性:新しいブロックを追加できるため、機能を自由に拡張できます。
  • 最新技術:最新のWeb技術を取り入れており、今後も新機能が追加され続ける見込みです。

デメリット

  • 学習曲線:Classic Editorに比べると、使いこなすまでに時間がかかる場合があります。
  • 互換性の問題:一部の古いテーマやプラグインと互換性がないことがあります。

両者の特徴の違い

  1. インターフェースの違い: Classic Editorは、シンプルなテキストエディターのインターフェースで、直感的に使いやすいです。一方、Gutenbergはブロックエディターとして、各コンテンツ要素をブロックとして扱います。これにより、ページレイアウトを自由にカスタマイズすることが可能です。
  2. 機能の違い: Classic Editorは基本的なテキスト編集機能を提供しますが、Gutenbergはより多くの機能を提供します。例えば、埋め込みメディアの管理や、複雑なレイアウトの作成などが簡単に行えます。
  3. カスタマイズ性の違い: Gutenbergはブロック単位でのカスタマイズが可能で、各ブロックに対して詳細な設定が行えます。Classic Editorでは、プラグインやカスタムコードを使用しなければ詳細なカスタマイズは難しいです。

Classic Editor と どGutenberg どちらを選ぶべきか?

前のセクションでの機能比較の通り、一般的にはこのようなメリット・デメリットで語られます。

しかし本記事を執筆している2024年現在、Gutenbergが登場した2018年から約6年が経過しています。既に多くの主要機能・テーマ・プラグインはGutenbergへの対応を終えているため、Classic Editor に限っての強みは殆ど存在しないと言えるでしょう。また、何も考えずにWordPressを使い始めると必然的にGutenbergを利用することになります。

従って、初心者であろうがなかろうが、利用すべきエディタはGutenberg一択です。

それでも Classic Editor を利用する場面

Gutenberg一択と言及した一方で、以下の場面に該当する方はClassic Editorを利用することも選択肢となります。

  1. 企業や組織の定めがある場合: 大きい組織になるほどシステムの変更には慎重になり、古い形式のWordPressを利用していることがあります。多くの作業者が関わるため、マニュアルもClassc Editorを前提に提供されているでしょう。このように、組織のルールに合わせる必要がある場合は、Classic Editor を利用することは合理的な選択です。
  2. ライティングを生業としている場合: ライティング業務では、取引先の指示によりWordPressへ直接入稿することがありますが、取引先のWordPressがどちらのエディターを利用しているかはケースバイケースです。この時、自身が不慣れなエディターだからという理由だけで取引の機会を逃すことは避けたいですね。納品形式によらずに受注できるように、どちらのエディターにも慣れておくのが望ましい選択です。
  3. スクール等の教育上の指示がある場合: 利用している教材によってはClassic Editorが指示されていることがあります。このような場合、スクールの事業主は受講生に対して一律同水準の教育をするために意図的に選択している場合があります。ここであなた一人だけが独自の行動をとって事業主やその他受講生に迷惑をかけることは避けるべき選択です。もし異なる選択をする場合は “At Your Own Risk – 自己責任” です。誰も助けてくれない前提でその道を進みましょう。

記事のまとめ:強い理由がなければエディタはGutenberg一択

この記事では、WordPressの記事編集画面(エディター)の選択肢であるClassic EditorとGutenbergの要点を整理し、2024年現在でどちらを選択すべきなのかを言及しました。そして、余程の強い理由がなければGutenberg一択である見解をまとめました。

ここまで読んでいただいたあなたは、もうエディターの選択に迷うことはありません。あとは執筆活動に集中してコンテンツを増やしていきましょう!

以上、裕希ヒロがお送りしました。

ABOUT ME
裕希ヒロ
裕希ヒロ
システムエンジニアxマーケター
順調に出世していて定年まで安泰だったはずの大企業を無計画に辞職。年収ダウンのリスクと隣合わせに「WEBマーケティング」を学び、新たな武器を手にして新世界に挑戦しているエンジニア。中学生からインターネット文化に染まり、ネトゲ沼にはまりながらIT業務歴は長く20年超。
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