【2024年】JINは買っちゃ駄目!後悔する前に理解すべき最新事情(WordPress有料テーマの話)
こんなお悩みありませんか?WordPressでブログを始めたいけど、どのテーマを選べばいいか分からない。JINテーマがいいって聞いたけど、本当に使いやすいの?
WordPressでブログを始める時、テーマ選びは重要です。特に人気の高いJINテーマは気になるところ。でも、ちょっと待ってください!実は、JINテーマには落とし穴があるんです。
何を隠そう、私自身が2024年にJINテーマを購入して速攻で後悔し、別のテーマを購入する事態に陥ってしまったのです・・・。
だけど、JINを購入前にこの記事に辿り着いたあなたはラッキーです。この記事を読めば、JINテーマの真実と、本当に使いやすい後継テーマ「JIN:R」の魅力が分かります。テーマ選びの失敗を避けて、スムーズにブログを始められますよ。
この記事を読むと、WordPressテーマ選びの悩みが解決し、ブログ運営を効率的に始められるようになります。1万円を超える買い物ですので、この記事を読んでから考えても遅くないと思いますよ。
それでは解説しましょう。
JINテーマの落とし穴!知らないと損する重要ポイント
結論、とにかく重要なのは「JIN」は旧テーマで、最新テーマは「JIN:R(JINR、ジンアール)」であることを理解しておくこと。ここが理解できれば80点をとれたも同然です。
2024年現在でも「JIN」を購入できてしまいまうのが大きな落とし穴なんですよね・・・。
旧JINを買ってしまうと、最新の機能や使いやすさを逃してしまう可能性が高いんです。では、JIN:Rはどんなところが優れているのでしょうか?
JINとJINRの歴史
2022年11月、JIN制作者から衝撃の発表がありました。なんと、後継テーマ「JIN:R」がリリースされるというのです。ここで注目すべきは、JIN:RがJINとは完全に別テーマとして扱われるという点。
この発表、みなさんならどう感じますか?
特に、つい最近JINを購入した方々にとっては、まさに青天の霹靂だったでしょう。「えっ、待って。たった今14,800円も出してJINを買ったのに、もう開発が止まるの?」という声が聞こえてきそうです。
確かに、大多数の人々はこの新テーマのリリースを歓迎していました。でも、購入タイミングが不運だった一部の方々の気持ちを想像してみてください。
「もし少し待っていれば…」
「なぜもっと早く教えてくれなかったんだろう」
複雑な心境、よく分かります。私だって同じ立場なら、きっとモヤモヤした気持ちになっていたでしょう。
新しい技術の導入は、時として一部の人々に不利益をもたらすことがあります。でも、それを乗り越えて進化していくのが技術の世界。この出来事から、私たちは何を学べるでしょうか?
ひとつは、今後も大きなアップデートが行われる際には、全く異なる新製品として販売されるリスクを考慮しておく必要があるかもしれませんね。
ただ、私見ではありますが、今回は「WordPressの新しいエディタ Gutenberg に対応するために大規模なアップデートを余儀なくされた(機会だった)」とも考えられます。WordPressでのこのような変化は頻繁には起きるものではありませんので、少なくとも JIN:R については、今後数年間は混乱なく使い続けられるのではないかとも思います。このあたりは、制作・運営さんのスタンスによりますね。
不満の声を受けてか、11日後(2022年11月14日)には5,000円割引が発表されています。
JIN(旧テーマ)のアップデート状況
JINを利用していて不親切に感じたポイントのひとつは、アップデート状況のお知らせです。
具体的な一例で、WordPressの管理画面で以下の通りJINのアップデート通知が届きました。
(この画面は2024/08/31現在の状況に基づくものです。)
そこで、バージョン 2.800 ではどのような変更が加わったのか、JINの案内ページで見てみることにしました。JINの更新情報は以下のページで公開されています。
すると、バージョン2.800に関する言及がないのです。ちょっとした作業タイミングのズレなのかと思いましたが、2,024年9月11日時点ではまだ掲載されていません。
この時、何も考えずに更新をしてしまう方も多いと思うのですが、システム(WordPressも立派なシステムです)のメンテナンスをするうえで、変更点を気にかける習慣はとても重要です。特にテーマは見た目や使い勝手に影響する部分ですので、アップデートをした後におかしくなって修正作業をするなどの余計なトラブルに見舞われたくないので、チェックしたい時もあるのです。
加えて気になるのが「年」の情報がなく、月日しか記載されていない点です。
これ、システムエンジニア目線の所感だと正直ありえないです。
現在のJINは積極的な機能開発はしておらず、利用し続けるための最低限の更新のみが行なわれている状況です。つまり、最低限の大事なアップデートがどの程度の頻度で行なわれているかの情報は、既存ユーザーにとっても大切なことだと考えます。
それなのに、肝心の「年」の情報が記載されていないと、いつのアップデートなのかが判断できませんよね。今年なのか、去年なのか、それとも3年前なのか・・・。
こういう些細な点が、テーマを利用するうえでは少々不安を感じるところです。
JIN:Rの要点を知ろう
こまでは「JINを安易に購入するのは危険です!」という趣旨のメッセージを発してきました。
その一方、後継のJIN:Rはどの程度の変化を遂げているのかも気になると思いますので、一緒に覗いてみましょう。
JIN:Rの世界観(コンセプト)
「誰でも自サイトのWebデザイナーになれる世界」へ
JIN:Rが目指したのは、誰でも自分のサイトのWebデザイナーになれる世界です。
今までITと無縁だった人、パソコンが苦手な人。
「パソコンに強くてコードをバリバリ触れる人」ではなく、完全な素人でもWebデザインを楽しめるツールにしたい。その想いで創作したのがJIN:Rのテーマです。
公式: JIN:R|初心者の気持ちに寄り添ったWordPressテーマ より引用
JIN:Rは、WordPress初心者が美しいブログを簡単に作れるようにする想いがあるようですね。
圧倒的なデザインテンプレートの量
実際にデモサイトを参照すると、以下の通りいくつかの美しいデザインのサンプルが示されています。
辛口でコメントするならば「ある程度同じ構造で色が違うだけのデザインも多い」とは思うのですが、JIN:Rでどのようなブログ(または Webサイト)が作れるのかを理解するには十分な量ですね。
コーポレート用(企業サイト向け)のデザインパターンも若干ながらサンプルがあります。
JIN:Rの魅力満載!旧JINユーザーも驚く進化とは
(1)Gutenbergエディタとの相性抜群
JIN:Rは最新のGutenbergエディタに完全対応しています。これって、どういうことなのでしょうか?
実は、旧JINでもGutenbergエディタは使えます。でも、ボックスデザインなどを挿入しようとすると、覚えることがたくさん…。そんな苦労とはおさらばです!
JIN:Rなら、直感的な操作で美しいデザインのページが作れちゃいます。例えば、装飾ボックスを挿入する場合を比べてみましょう。「アイコンボックス」という名前のブロックを利用するとこのように選べます。
旧JINの場合:
- ショートコードを覚える必要がある
- プレビューを確認しながら微調整が必要
- 操作に慣れるまで時間がかかる
JIN:Rの場合:
- ブロックから簡単に選択できる
- 視覚的に確認しながら編集可能
- 直感的な操作で初心者でも簡単
こんなに違うんです!JIN:Rなら、ブログ作りの時間を大幅に短縮できそうですね。
(2)感動ポイント:有料記事や月額課金コンテンツを販売可能
有料記事販売というとnoteなどのサービスを思い浮かべるかもしれませんが、JIN:Rを使えばブログ内で有料記事販売ができてしまうんです。
決済の仕組みは Stripe というサービスを利用していて、手数料は Stripe に支払う3.6%のみです。
「手数料がとられるのか〜、、、嫌だな〜、、、」って思いましたか?
そう思ったあなたはラッキーです。世の中の仕組みをお教えしましょう。
- YouTube配信者向けにスパチャをしても、YouTubeに30%の手数料が差し引かれる
- noteでコンテンツ販売をしても最低10数%〜の手数料が差し引かれる
このように、有名プラットフォームを利用したら10%以上の手数料がかかるのは当たり前のことなのです。もちろん、その分決済の仕組み(サポート、法的対応など)がしっかりしている利点はありますけどね。
ここまででお分かりの通り、3.6%の手数料だけで決済の仕組みを導入できて、独自のデジタルコンテンツを販売できるというのは、安すぎてありえないくらいの話なんですよ。独自のデジタルコンテンツが販売可能になれば、Googleアドセンス、アフィリエイト以外にブログの収益化の新たな手段ができるのは嬉しいことですよね。
これがテーマの機能として提供されていると知った時には感動しました。
公式: JIN:Rでの「有料コンテンツ」の導入方法!オリジナル商品販売の流れと注意点|JIN:R MANUAL
わかりやすく言えば「有料noteのようにオリジナル商品を販売できて、しかも販売手数料も業界最安クラス」のサービスです。JIN:RがStripeとの連携をスムーズにする機能を用意しているので、アフィリエイト以外の収益化も選択肢に入れられるようになります!
設定するとこうやって「有料コンテンツ」のブロック下に置いたアイテムは、購入者だけしか見れなくなります。
ちなみに Stripe は超有名で、様々な事業者が利用しています。
JINとJIN:Rの料金体系の違い
ここまでJINとJIN:Rを比べつつ、JIN:Rで進化したポイントを解説しました。
最後に気になるのは価格ですよね。後発のJIN:Rは、旧テーマのJINに比べると5,000円高い値付になっています。
また、日本のWordPress有料テーマという市場で見比べると 19,800円という値付は「安くはないが、高すぎるというわけでもない」という価格帯ですね。
1回の購入で複数サイト・永年利用できるという点では旧テーマJINと同じ条件になります。
テーマ名 | 価格 | 販売ページ |
---|---|---|
JIN | 14,800円 | WordPressテーマ「JIN」ダウンロードページ|JIN(ジン) |
JIN:R | 19,800円 | WordPressテーマ「JIN:R」のダウンロード 【ご購入はこちら】|JIN:R |
JINの方が5,000円安いから最初は様子見・・・?
ちょっとでも安くしたい気持ちは分かりますが「JIN:Rが高いから一旦はJINを買う」はお金の無駄です。最初は1円でも安くしたい・様子見をしたいと考える場合、無料テーマの Cocoon から始めるべきです。
そのうえで、無料テーマを脱して有料テーマを利用したくなったら JIN:R にステップアップするのがよいと思います。
繰り返しますが、「一時的に旧テーマのJINで凌ぐ」というのは絶対に無駄なステップなのでお勧めできません。
まとめ:JIN:Rで夢のブログライフを始めよう!
JIN:Rは、旧JINの良さを引き継ぎつつ、現代のWordPress環境に最適化された完成度の高いテーマです。初心者でも使いやすく、プロフェッショナルな見栄えのブログが簡単に作成できます。
テーマ選びに悩んでいた方も、JIN:Rを選べば、効率的にブログ運営を始められます。ただし、開発チームの情報発信はしっかりチェックして、常に最新の状態でブログを運営していきましょう。
JIN:Rで、あなたの理想のブログづくりを始めてみませんか?きっと、ブログ運営の効率が劇的に向上するはずです。さあ、新しいブログライフを楽しみましょう!