生成AI

【生成AI 解説】高品質な図解を一瞬で作成(Napkin AI):ブログ記事の質を向上しよう

裕希ヒロ

こんなお悩みありませんか?ブログ記事を書いているけど、なんだか素っ気ない感じがして、読者を引き付けられている気がしない。ChatGPTを使って記事を書くようになってから、むしろテキストばかりになってしまって、見た目がつまらない印象になってしまった。

私も同じ悩みを抱えていました。文章を書くのは得意だけど、図解となるとセンスがないし、時間もかかるし…。でも、読者の理解を深めるためには、視覚的な要素が欠かせないんですよね。

めっちゃ楽をしていい感じに図解を作ってくれるサービスはないかな?って、ずっと思っていました。

だけど、もう悩む必要はありません。Napkin AIという新しい生成AIツールを使えば、高品質な図解を簡単に作成できるんです。

この記事を読むと、Napkin AIを使って素晴らしい図解を作成し、ブログ記事の質を劇的に向上させる方法がわかります。図解が苦手な人はもちろん、得意な人でも新たなインスピレーションを得られること間違いなしです。

Napkin AIとは?

Napkin AIは、人工知能を使って高品質な図解を自動生成するツールです。その名前の由来は、ナプキンにサッとスケッチを描くような気軽さで図解が作れることから来ています。

この名前は、Napkin AIの基本的なコンセプトと機能を巧みに表現していますね:

  1. シンプルさ: ナプキンにアイデアを書くように、Napkin AIも複雑な技術的知識を必要とせず、誰でも直感的に使用できるツールです。
  2. 即興性: ナプキンにアイデアをさっと書き留めるように、Napkin AIも素早くアイデアを視覚化することができます。
  3. 視覚化: ナプキンにスケッチを描くように、Napkin AIはテキストを視覚的なコンテンツに変換します。
  4. アイデア発想: ナプキンが急なひらめきを記録するのに使われるように、Napkin AIもアイデアを即座に形にすることができます。

【実演】Napkin AIの使い方イメージ

言葉だけで特徴を説明してもイメージがわきませんよね。

こういうのは、さっさと実物を見るに限ります。これこそまさに「図の力」ですね。

ログイン

Googleアカウント、またはメールアドレスでログインします。

2つの生成モード

[New Napkin] ボタンをクリックすると2つのメニューが出てきます。

  1. Draft with AI
    1. キーワード、あるいはプロンプト(AIに書かせたい指示)を与えて、記事を生成してくれます。
  2. Blank Napkin
    1. AIにて記事を生成せずに、既存の文章を利用する場合はこちらからのメニューを利用します。

[Draft with AI] Napkin AI だけでの文章執筆はできるが、少々物足らない

タイトルを「Napkin AI で高品質な図解を高速自動生成:ブログ記事の質を向上しよう」と与えて、記事を書いてもらいました。

ちょっと物足らないですね。

もちろん、プロンプトが簡潔すぎるという理由もありますが。プロンプトを詳細に記載すればもう少しまともにはなりますが、文章生成のAIとして他に Claude を利用した時のファーストインプレッション(体感)からすると、文章力はちょっと物足らないように感じました。

[Blank Napkin] 既存文章を用いた図解生成に感動

次に、既存の文章を用いて利用してみます。

[Blank Napkin]メニューを開く、ただの空のノートが開きます。

ここに文章を貼り付けてみましょう。(コノ記事の例では、先程 AIで自動生成した Napkin AIとはの文章を再利用します)

青い雷アイコンボタンから図解を自動生成

ここからが真髄です。

雷アイコンをクリック

文章を記載し、段落にマウスをあてると、左側に青い雷アイコンが表示されます。これをクリックします。

図解生成中

なにやら生成しています。

図解作成の完了

図解がでてきました!

そして、画面左に表示されている吹き出しが何やら選べそうなUIをしていますので、マウスカーソルをもっていくと・・

図解デザイン案の選択

このように複数のバリエーションから図解を選択することができます。感動しませんか?

図解デザインの調整

同じ表現でも、複数のデザイン案があります。

Napkin AIを使ったブログ記事の質向上術

ここまで見ていただいた通り、Napkin AIを活用することで、ブログ記事の質を大幅に向上させることができます。

以下に、具体的な方法をご紹介します。

  1. 複雑な概念の可視化
    難しい概念や抽象的なアイデアを図解で表現することで、読者の理解を助けることができます。
  2. データの視覚化
    統計データやアンケート結果などを、グラフや図表で表現することで、情報をより印象的に伝えられます。
  3. プロセスの説明
    手順や流れを図解で示すことで、読者が実際に行動を起こしやすくなります。
  4. 比較・対比
    複数の選択肢や概念を並べて図解化することで、違いや特徴を明確に示すことができます。
  5. ストーリーテリング
    記事の流れを図解で表現することで、読者の興味を引き付け、最後まで読んでもらえる確率が上がります。

Napkin AIが生成した図解が「使える・使えない」に関しての意見

このような生成画像に対して「ワンパターンすぎて使えない」という意見も出てくるだろうと思います。

確かに一理あるんですが、私の見解は「効率性を考えると十分すぎる出来である」です。

なぜか?

私自身も大企業で仕事をするにあたってプレゼンテーション資料を散々書いてきたのですが、図解って圧倒的に「それっぽさ」が出るんですよね。同じことを言うにしても文字だけで説明するのか、適切に図解を用いて説明するかで、読み手の印象が全然変わってくるんです。

読み手も人間なので、気分や時間帯によっては長い文章なんて読みたくないんですよね。

けど、図解になっているだけで「なんとなく理解した気になれる」ので、読むための労力(コスト)を格段に下げることが可能です。

なので「図解そのものが正確であるのか」という話しの他に「図解では大したことは言っていないけど読みやすくなるかどうか」という目線があると思っていて、後者の点においては Napkin AI は十分すぎる相棒になると感じています。

Napkin AIを使う上での注意点

Napkin AIは非常に便利なツールですが、使う際には以下の点に注意しましょう。

  1. 著作権の確認:生成された図解の著作権について、利用規約をよく確認しましょう。(後述)
  2. 過剰利用に注意:図解は効果的ですが、使いすぎると逆効果になる場合もあります。適度な使用を心がけましょう。
  3. 内容の確認:生成された図解の内容が正確かどうか、必ず確認しましょう。さすがに嘘は現金です。

著作権や個人情報の保護の観点

生成AIを使う時には、生成物の権利や、生成元の情報の取り扱いが気になりますよね。

結論、「生成物をブログ等の執筆に利用しても著作権の問題は生じないけど、インプット情報の機密性は注意しましょう」と捉えてよいかと思います。

具体的には以下の通り。

引用: Terms and Conditions – Napkin AI

2024/8/5時点の規約によるものです:

  • 個人コンテンツの保護:
    • AI モデルを改善するために入力テキストと周囲のヘッダーを収集する
    • 送信されたデータは匿名化される
    • 個人コンテンツは非公開のまま
    • AI はテキストを視覚的な説明に変換しますが、他のユーザーのコンテンツ生成のために保存したり使用したりすることはない
    • あなたの独自のアイデアや情報が他のユーザーのビジュアルに表示されることはない
    • AI の知識は、ユーザー入力からではなく、基盤となる OpenAI や Google モデルから得ている
  • AI が生成したオリジナルのビジュアル コンテンツ:
    • Napkin.ai が作成したすべてのビジュアル コンテンツはオリジナルであり、当社のデザイナーが社内で作成したデザインに基づいている
    • インターネットから収集した画像を使用したり、組み込んだりすることはない
    • お客様(ユーザー)が受け取るビジュアルは、お客様の入力に基づいた独自の作品となり、既存のインターネット コンテンツに関連する著作権の問題から解放される

まとめ:Napkin AIで図解力を飛躍的に向上させよう

いかがだったでしょうか?

Napkin AIを活用することで、ブログ記事の質を大幅に向上させることができます。具体的には、複雑な概念の可視化、データの視覚化、プロセスの説明、比較・対比、ストーリーテリングなど、様々な場面で効果的な図解を簡単に作成できるようになります。ただのテキストだけのブログよりも華やかさが圧倒的に向上するでしょう。

図解が苦手だった人も、得意だった人も、Napkin AIを使うことで新たな表現の可能性が広がること間違いなしです。

ぜひ、Napkin AIを試してみてください。きっと、あなたのブログ記事が生まれ変わる体験ができるはずです。読者を引き付け、理解を深める素晴らしい図解付きの記事で、ブログの成功を掴み取りましょう!

ABOUT ME
裕希ヒロ
裕希ヒロ
システムエンジニアxマーケター
順調に出世していて定年まで安泰だったはずの大企業を無計画に辞職。年収ダウンのリスクと隣合わせに「WEBマーケティング」を学び、新たな武器を手にして新世界に挑戦しているエンジニア。中学生からインターネット文化に染まり、ネトゲ沼にはまりながらIT業務歴は長く20年超。
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