WEBマーケティングスキル

WEBマーケティングとは?未経験者が最初に理解すべきこと

裕希ヒロ

こんにちは!裕希ヒロです。このブログでは、システムエンジニア出身の私がWEBマーケティングを学んで『稼ぐ力』を鍛える過程を発信しています。

「マーケティング」という言葉を調べると情報が出てきすぎて、何が本質なのか分からなくなりませんか?

エンジニアとして会社員をやっていた私は、マーケティングなるキーワードには全く興味がありませんでした。マーケティングと言われても『自分には関係ないや』って思っていたんですよね。

しかし会社員をやめて独立してみると、いかにマーケティングが重要であるかを痛感するこの頃です。これまでは有名企業の名前を看板にして仕事をしていましたが、独立をすると「ただの人」です。大草原のなかを動いている蟻🐜のごとく誰からも認知されません。

では独立しなければ関係がない?

それがそうでもないのですよね。副業解禁が2020年代の日本の社会トレンドで、今後もますます増えていくと予想されています。副業をはじめた途端、WEBマーケティングとは無縁でいられなくなります。

あるいは、副業をしない会社員だとしても、WEBマーケティングを理解して情報を発信をしていれば、更に良い条件の企業からヘッドハンティングされるかもしれません。

そうなのです、もはや誰もが学ぶべき必須スキルと言っても過言ではないのです。

この記事ではWEBマーケティングの本質を解説します。

「マーケティング」と「WEBマーケティング」について

この記事では、「マーケティング」は広義の意味で、「WEBマーケティング」はインターネットを主戦場とした意味合いで用いています。

WEBマーケティングの目的とは?

WEBマーケティングの目的は単に集客することではなく、売上を上げるところまで含まれます。PFドラッカーが提唱しているように、『営業コストをゼロにすること』が最終的な目標です。

つまり、営業をかけずとも商品が売れるようにするのが理想なのです。

多くの初心者が陥りがちな誤解として、マーケティングを単なる「集客活動」と捉えてしまうことがあります。集客しても、その後の購入につながらなければ、意味がありません。そこで今回は、WEBマーケティングにおいて重要なポイントを見ていきましょう。

売上を上げるための2つのパターン

営業をせずに売れるためには、次の2つのパターンを理解することが重要です。

1. もともとほしいと思っている人を見つける

まずは、すでに商品やサービスに興味を持っている人たちを見つけることです。例えば、GoogleやYahooで検索している人は、何かしらの課題を解決したいと考えています。このような人々は、すでにニーズが明確であり、商品やサービスを探しているため、自然と集まってきます。

これはWEBマーケティングの基礎中の基礎です。SEO対策(上位表示)で狙う効果も、まさにこれですよね。

2. 興味はあるが、まだ「ほしい」とは思っていない人たちにアプローチする

もう一つのパターンは、興味はあるけれど「ほしい」とまでは至っていない人たちに対して、欲しくなるように働きかけることです。

この層は非常に多く存在しますが、一筋縄にはいきません。まず「教育」を通じて購買意欲を高めることが必要です。ここでいう「教育」とは何も学校へ行かせて学ばせろと言っているのではありません。そんなことをしていたら顧客の興味なんてあっという間になくなってしまいますね。

商品やサービスの紹介記事を読んでいく過程で、いかに短い時間で自然と購買意欲を高めてくれるかを考えてのストーリーの作成。自然と「ポチッ」としてしまうところまでを誘導するライティング。これが『教育』です。

この場合、「必要性」と「緊急性」を感じてもらうことが重要です。

「説明はうまいけど、なぜか売れない」と感じる場合、その原因は緊急性の欠如にあることが多いです。人は必要性を感じても、それが緊急でないと行動に移りません。ですから、自分が購入したものを分析して、その購買行動の理由を考えてみてください。

人が「買う」理由とその心理

人は「必要性」だけでは物を買いません。それは「現状を維持する意識(恒常性)」という心理が働くためです。この心理を打破するためには「緊急性」を感じさせることが必要です。緊急性を感じると、現状を変える行動に移しやすくなります。

例えばこんなことありませんか?

  • ダイエットを始めようと思っても、「明日からでいいか」と先延ばしにしてしまう。
  • ヨレヨレのTシャツを着ていて、そろそろ新調した方が見栄えがいいのは明らかだと感じているのに、まだ使えるからと購入を躊躇してしまう。
  • 保険の見直しをしたいと思っているけれど、今の保険で大きな問題はないし、営業に連絡するのが面倒だからとそのままにしている。

これらはすべて、「現状を維持したい」という心理が働いているからです。しかし、ここで「限定セールは今日まで!」や「今すぐ申し込むと初月無料!」といった緊急性を感じさせる要素があれば、行動に移しやすくなります。

このように、緊急性をうまく活用することで、営業をかけなくても自然と商品が売れていくのです。

まとめ:WEBマーケティングの成功は「売上」につながる

この記事ではWEBマーケティングの目的を説明しました。

WEBマーケティングを掘り下げていくと様々な技術が登場しますが、それ以前に重要なのは「WEBマーケティングを用いることでどのような状態を作りたいのか」という本質を理解することです。

そしてWEBマーケティングで重要なのは、「集客」だけで終わらず、その先の「売上」までを見据えることであると説明しました。

このブログでは引き続き、WEBマーケティングの理解を深めるための知識を発信します。是非他の記事も読んでみてくださいね。

以上、裕希ヒロがお送りしました。

ABOUT ME
裕希ヒロ
裕希ヒロ
システムエンジニアxマーケター
順調に出世していて定年まで安泰だったはずの大企業を無計画に辞職。年収ダウンのリスクと隣合わせに「WEBマーケティング」を学び、新たな武器を手にして新世界に挑戦しているエンジニア。中学生からインターネット文化に染まり、ネトゲ沼にはまりながらIT業務歴は長く20年超。
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